ついに梅雨も明け、夏本番！ 涼しげなアップヘアにしたい季節になりました。耳元にはオシャレな大ぶりのピアス……。
とは言っても、ここ数年、耳元事情が変わっていました。20代を中心に、ピアスの穴を開けない若者が増加しているというのです。一体何がおきているのか。その理由とは？
ピアス穴無くても楽しめるアクセサリー
１．ノンホール派の増加はイヤーカフの出現？
ピアスの穴を開けない人が増加している理由は、2つ挙げられます。1つは近年出回っている 「イヤーカフ」の出現。耳殻（外耳の一部）の部分にクリップのように引っ掛けるタイプのアクセサリーです。ピアス穴を開けることが主流だった時代は終わり、近年は体に負担をかけないノンホール派が増えています。
アメリカの経済誌・フォーブスによると、ノンホール派も楽しめるイヤリング人気を牽引したのは、「イヤーカフ」ではないかといいます。 ピアス穴を開けるのが、もはや当たり前ではなくなったことに加え、全般的にファッション業界では、体に負担をかけることを避ける傾向にあり、ストレスフリーで気軽に着用できるイヤーカフは打ってつけだったのです。特に若者のノンホール派は著しく増加していることから、ストレスフリーにオシャレを楽しみたい若者の需要とピッタリと合致したと言えるかもしれません。
２．バリエーション豊かなイヤリングの充実
もう1つは、イヤーカフをはじめ、耳に穴を開けなくても楽しめるイヤリングの種類が増えたことが上げられます。たとえば、フープにチャームを付け替えられるものなど、市場に多彩な商品が出回っていることも要因です。
今までピアスの方がデザインの種類が多いことから、ピアスホールを開けた人は多いでしょう。私もそのひとり。数年前まではノンホール派のためのイヤリングはまだ充実していませんでした。店によっては取り扱っている商品の大半がピアス。それくらいイヤリングの種類は限られていました。
イヤーカフは今までのイヤリングやビアスとは違った楽しみ方ができ、洗練された印象も人気の要因になっています。着ける位置も自在なうえに、レイヤード（重ね付け）が楽しめるのも魅力のひとつ。何よりも鏡を見ないとピアスがつけられないというストレスがなく、忙しい現代女性のライフスタイルに合っているのかもしれません。
３．カジュアルからフォーマルまで、おすすめイヤリング
気軽に付けられるファッショナブルなイヤーカフ。どんなものがあるのか少し調べてみると、いろんなデザインのモノが市場を賑わせていました。さまざまなシチュエーションに合わせてコーディネーションも容易に。気になった商品を幾つかご紹介します。
「RYANHYPE」のイヤーカフクライマーイヤリング
「Cream dot」のイヤーカフ重ね付け
「 GemCrown 」のベビーパールキュービックジルコニアのイヤーカフ
「エテモア」のイヤリングフープ。「シンプルな中にもデザイン性があり、個性を出したい方にお勧めです」
「 KASHIMA 」のイヤーダイヤモンドカフ
４．金属アレルギーでもオシャレを楽しめる！
年々、気候変動が激しくなってきたことで、体質が変わり、突然金属アレルギーになってしまう人も少なくありません。私も体調が崩れると金属アレルギー反応を起こすことがあり、ピアスをつけることを控えなくてはならないことがありました。今まではオシャレしたいのに、できないストレスを感じていましたが、イヤーカフのおかげでオシャレをあきらめないで済みます。
もはやメーカーやブランド企業も、イヤーカフやイヤリングのラインナップを増やし、ここ数年はとくにバリエーションが豊富になり、商品の幅の広がりました。アレルギーがあっても、かゆみや腫れが出ないことからイヤーカフを選択する人がこれからさらに増えるのではないかと思います。
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まとめ
手軽さとストレスフリーで人気のイヤーカフ。自分自身のセンスに合わせて、オシャレが楽しめるのは魅力ですね。夏休みに入り、全国各地で楽しいイベントが催され、オシャレをして出かける機会が多い季節。今年は、人気の重ね付けに挑戦してみたいと思います。皆さんもぜひ、いろんな組み合わせを試してみてくださいね。
