8月30日、金曜ロードショーで放送される『天空の城ラピュタ』。1986年にスタジオジブリ初の長編アニメ映画として公開されてから、なんと40年が経ちました。それでもなお、多くのファンに愛され続ける不朽の名作です。
「何度も観たはずなのに、内容がうろ覚え…」、「どんなストーリーだったか曖昧になっている…」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、『天空の城ラピュタ』の基本情報に加えて、観るたびに新たな発見ができるトリビアや豆知識を厳選してお届けします。放送前にチェックして、より一層楽しんでください!
『天空の城ラピュタ』が10倍楽しくなるトリビア・豆知識
基本情報
天空の城ラピュタ(Castle in the Sky)1986
『天空の城ラピュタ』は、17世紀の風刺作家、ジョナサン・スウィフトの名作『ガリバー旅行記』に登場する空に浮かぶ島”ラピュタ”をモチーフにした、波乱万丈の冒険活劇です。謎の飛行石をめぐる物語は、壮大でダイナミックに展開し、観る者を惹きつけます。
スタジオジブリは、『天空の城ラピュタ』の製作に合わせて、1985年に徳間書店を中心に設立したアニメーションスタジオです。「ジブリ」という名前は、サハラ砂漠に吹く熱風のことで、第二次世界大戦中にイタリアの軍用偵察機にも付けられた名前です。飛行機マニアとしても知られる宮崎監督が、これにちなんでスタジオの名を「ジブリ」としました。
この名前には、「日本のアニメ界に旋風を巻き起こす」という意図が込められていて、その狙い通り、ジブリ作品は国内外で旋風を巻き起こしました。そして、その原点といえるのが、40年前に初めて製作された『天空の城ラピュタ』なのです。
あらすじ
主人公は、見習い機械工の少年パズーと、ラピュタ帝国の末裔である少女シータ。ある日、政府の特務機関に捕らえられたシータが飛行客船に乗せられたところを、空中海賊のドーラ一家が襲撃してきます。自分が狙われていることに気付いたシータは、窓の外へ出て隣の部屋に逃れようとした瞬間、海賊の男に驚いて足を滑らせ転落してしまいます。
気絶したシータが落下すると、身につけていた首飾りの石が光を放ち、彼女の体を支えるかのよう落下速度が遅くなり、炭鉱で働くパズーに発見され助けられる。
ところが、シータが落下するとき、首飾りの飛行石が光を放ち、彼女の体をゆっくりと支えます。そして、炭鉱で働く少年パズーが天から下りてきたシータを見つけ助けます。シータが海賊と国防軍に追われていることを知ったパズーは、彼女を守るためにともに逃げる決意をします。
二人は廃坑で出会ったポムじいから、シータの首飾りの石は昔ラピュタで作られた飛行石の結晶であることを教えられます。さらには、シータは自分の姓が古くから受け継いできた「ラピュタ」であることを打ち明け、パズーを驚かせます。
その後、二人はラピュタを捜索しますが、国防軍に捕らえられ、要塞へと連行されます。特務機関に所属するムスカ大佐が現れ、シータの本当の名前を言い当て、パズーの命と引き換えに協力を強要します。シータは彼を守るためにやむなくムスカの要求に応じます。
一方、家に戻ったパズーは、留守中に入り込んでいたドーラ一家に捕まってしまいます。シータに裏切られたと塞ぎ込むパズー。ところが、ドーラの叱咤によって、目が覚めたパズーは、シータの本当の思いを知り、彼女を助ける決意を固めます。パズーは石のために要塞へ向かうドーラたちに自分も一緒に連れていくように懇願する。ドーラはドーラ一家と共に、要塞で火の海に巻き込まれたシータを救い出します。
その後、ドーラ一家の飛行船、タイガーモス号に乗せてもらうことになったパズーとシータ。ムスカに飛行石を奪われ、先にラピュタへ向かう軍を追うことに。ラピュタへと向かう最中、夜の見張りをしていたパズーの元にシータが訪れ、ラピュタへの複雑な思いを打ち明けます。パズーは、彼女を勇気づけ、冒険が終わったら必ず彼女の故郷のゴンドアの谷に送り届けると約束をします。
しかし、ムスカの飛行船、ゴリアテに発見され、攻撃を受けたタイガーモス号は、滝の巣へと突入します。嵐の中でパズーは父親の飛行船のまぼろしを見つけ、それに導かれるようについていきます。すると、パズーとシータはラピュタに辿り着き、そこで二人は草木が生い茂る庭園を整備する園丁ロボットにラピュタののどかで平和的な側面を目にします。
その後、遠くで爆発音がしたのを聞いた二人は、軍に捕まったドーラ一家の姿を目撃します。パズーは彼らを助けようしますが、シータはムスカに捕まってしまいます。
ムスカはラピュタの中枢部にシータを連れて行き、自分もラピュタ王の血を引く子孫だと明かします。彼の本当の目的は、ラピュタの力を手に入れて世界を支配することでした。彼は飛行石を使って軍を皆殺しにして、恐怖心を植え付けます。
シータは、ムスカのその残虐な行為に激怒し、飛行石を奪い返そうとしますが、ムスカに追い詰められてしまいます。諦めかけたとき、パズーが助けるために現れ、二人は一緒に滅びのことばを唱えます。すると、中枢部にある巨大な飛行石が強い光を放ち、ラピュタは崩壊。ムスカはその光に呑まれて、瓦礫と共に空中へ投げ出されます。
最後に、ラピュタを浮遊されていた巨大な飛行石は、大樹の根っ子に守られながら、ラピュタ島の上層部と共に空高く舞い上がっていきました。
キャスト
原作・脚本・監督:宮崎駿
プロデューサー:高畑勲
作画監督:丹内司
美術:野崎敏郎、山本二三
音楽:久石譲
主題歌:井上あずみ「君をのせて」
〈声の出演〉
パズー:田中真弓
シータ:横沢啓子
ドーラ:初井言榮
ムスカ:寺田農
ポムじい:常田富士男
将軍:永井一郎
親方:糸博
おかみ:鷲尾真知子
『天空の城ラピュタ』はバズーとシータの物語
『天空の城ラピュタ』(以下、ラピュタ)は、パズーとシータという少年と少女の物語です。困難の中で出会った二人は、次第に心を通わせ、お互い助け合いながら成長していきます。二人の愛と友情が物語の横軸に、飛行石をめぐる冒険とラピュタ空中王宮への旅を縦軸に波乱万丈な物語が展開されます。
では、宮崎監督にとって、『ラピュタ』が目指すものとは何だったのでしょうか?宮崎監督は企画の覚え書きに次のように記しています。
「ラピュタの目指すものは、若い観客たちがまず心をほぐし、楽しみ、喜ぶ映画である。笑いと涙、真情あふれる素直な心、現在もっともクサイとされるもの。しかし、実は観客たちが、自分自身気づいていなくてももっとも望んでいる。相手への献身、友情、自らの信じるものへひたむきに進んでいく少年の熱意を、てらわずに、しかも今日の観客に通ずる言葉で語ること」
さらに、こうも述べています。
「多数の作品が企画されながら、対象年齢が次第に上がっていく傾向はアニメーションの将来に繋がらない。マイナー趣味の中にアニメーションを分類し、多様化の中で行方不明にしてはいけない。アニメーションはまずもって子供のものであり、真に子供のためのものは大人の鑑賞に充分耐えうるものである」
高畑勲プロデューサーも、天空の城ラピュタのジブリの教科書2でこのように言述べています。
『天空の城ラピュタ』は本来のアニメーションの源に立ち返るための企画である。
宮崎監督は、本来のアニメーションを取り戻すために、冒険活劇を題材に選びました。日常の抑圧から自分を解き放ち、心ゆくまで楽しみ、宮崎さんの覚え書きにある「本来人が持つべき根本的な価値観」を身体の中に落とし込むことで、視聴している私たちがウキウキワクワクし、思わず心が躍り出すような作品を目指したのです。
この作品には、魅力的なキャラクターが多数登場します。パズーとシータの出会いから始まる物語で、シータにとってパズーとの出会いが「安らぎ」を意味する一方、パズーにとってシータとの出会いは「ときめき」をもたらしたのです。
人気キャラ「ドーラとドーラ一家」
魅了的なキャラクターたちの中でも、特に印象的なのはドーラ率いる空中海賊「ドーラ一家」です。彼らたちが乗船する鳥型の飛行船タイガーモス号は、天才科学者だった亡き夫が残した遺産です。
タイガーモス号は主翼が無く、くちばしに似たコックピットが骨組みだけのブリッジの船体から突き出しています。船体の腹部には格納庫があり、そこにフラップターが収納されています。襲撃時にはこのフラップターを使い、奇襲攻撃を仕掛けます。前兆42m、時速約133㎞で航行可能なこの船には、船長のドーラを筆頭に、10名ほどが乗船しています。
空中海賊を率いるドーラは、頭が切れて強欲、しかも体力も食欲も旺盛な60歳ほどの女性です。厳しさの中に深い愛情を持ち合わせており、作品の中で欠かせない重要なキャラクターとなっています。彼女の存在は憎めない魅力があり、視聴者を惹きつけます。
本編では、シータの飛行石を狙ってパズーと対峙するドーラ一家ですが、「シータを助けたい」という強い意思に心を動かされたドーラは、パズーと協力関係を結びます。
ドーラのセリフはどれも印象的で、心に残るものばかり。例えば、飛行船の見張り台からロープで繋がれたグライダーで雲の中を飛び、敵の様子を窺う任務に不安を抱くパズーに発した「操縦は身体で覚えるだ」というセリフは、彼女の強さと頼もしさを感じさせます。
ドーラ一家は、長男シャルル、次男ルイ、三男アンリの3人の息子たちと、ドーラが選び抜いた子分5人で構成されています。そして、忘れてはいけないのは老技師ハラ・モトロの存在です。モトロは若い頃のドーラに恋をしていたのではないかと言われています。
豆知識
前述の通り、『ラピュタ』がスタジオジブリとして初めて製作された作品です。
前作『風の谷のナウシカ』はスタジオジブリとしての作品ではなく、徳間書店や「トップクラフト」というアニメ制作会社との共同製作でした。トップクラフトは、アメリカのランキン・バス・プロダクションとの合作アニメ(日本では未公開)の制作を多く手掛けてきた会社です。
『風の谷のナウシカ』が大ヒットを記録し、その成功を受けて、スタジオジブリが設立され、『ラピュタ』が製作されました。
元々アニメーターだった宮崎さんは、スタジオジブリの設立と作品製作には多くの困難が伴いました。宮崎監督は、自身が監督を務め、長年共に作品を手掛けてきた仲間たちに厳しく接することを非常に嫌がっていたと言われています。『風の谷のナウシカ』が完成した際、宮崎監督は鈴木敏夫プロデューサーに対して「もう二度と監督はやらない。友達を失うのはもう嫌だ」と宣言したそうです。
アニメーターの描いた絵が自分の意図と異なる方向に向かっているときに、「違う」と指示を出すことが苦痛であり、その一言が原因で仲間が離れていくことを何度も体験したのでしょう。
それでも、宮崎監督は製作以外の仕事、例えば、資金調達やアニメ会社の運営、そして宣伝広告など、さまざまな役割を担ってきました。これらの困難を乗り越え、『ラピュタ』が完成したのは、やはり鈴木敏夫プロデューサーの尽力があったからでしょう。
抑えておきたいトリビア
トリビア➀
ドーラが「私が若いころにそっくりだよ!」と言うシーンがあります。「えっ!そんな馬鹿な…」と思うかもしれませんが、驚きの証拠が隠されていました。ラピュタ島へ向かうタイガーモス号で、ドーラの部屋でシータが着られる服を探していると、壁にはなんと、若い頃のドーラの肖像画が飾られていました!
確かにシータに似ていますねぇ。
トリビア②
前回ラピュタが放映された際、金ロー公式twitterで、宮崎監督にとって一番思い入れが深いキャラクターはドーラであることが分かりました。海賊であり母であるドーラは、物欲と食欲に溢れたキャラクターですが、そのモデルとなったのが、監督の母上だそうです。実際のお母さまは病気がちで、宮崎さんが6歳から15歳までの9年間、病床にありましたが、その強い精神力はどうもドーラに通じるものがあったと言います。
トリビア③
シータという名前は、じつは宮崎監督が学生時代に書いた人形劇のヒロインの名前だったそうです。天空の城ラピュタのジブリの教科書2によると、サイン・コサインのθ(シータ)から取ったそうです。
ちなみに、パズーの名前も学生時代に考えたもので、船乗りの名前だそうです。内容そのものはほとんど『コナン』で使ってしまいましたが、唯一残っていたのがパズーでした。
トリビア④
ラピュタに登場するロボット兵は、じつは2種類あることをご存知ですか?
本編では、シータを守るために戦って壊されてしまった戦闘型のロボット兵。それと庭の世話をする平和なロボット兵。この2種類が出できます。
トリビア⑤
本編に欠かせない魅力的な悪役、特務機関のムスカ大佐。いつもダブルの背広を着こなし、知的で背が高くスマートな容姿をしています。しかし、丁寧な言葉遣いとは裏腹に冷血な男でした。じつはムスカの正体は、「ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ」という名前を持つ、シータと同じラピュタ国の王族の末裔でした。
シータの本名は、「リュシータ・トゥエル・ウル・ラピュタ」。トゥエルは「真」、ウルは「王」を意味し、合わせて「真のラピュタ王」であり、つまり正統な王位継承者であることを示しています。しかし、ムスカの「パロ」はギリシャ語で従属という意味で、「真」を表す「トゥエル」がありません。
つまり、トゥエル・ウル・ラピュタが本家であり、パロ・ウル・ラピュタは分家となります。シータの家系は飛行石を、ムスカの家系はラピュタ王国に関する古文書をそれぞれが継承していました。
ムスカは古文書を受け継いでいたために、ラピュタの存在や700年の歴史を研究し、ラピュタ島が王の帰りを待っていることを知っていたのです。
トリビア⑥
ラピュタの企画書段階で付けられた仮タイトルは「少年パズー・飛行石の謎」でした。さらに、「あるいは空中城の虜/あるいは空とぶ宝島/あるいは飛行帝国」と他の候補が並んでいたそうです。現在のタイトルとはかなりイメージが違いますね。
トリビア⑦
ドーラ一家はユニークなキャラクターの集団です。ドーラの3人の息子たちの名前は、フランスの王様の名前から取られています。
天空の城ラピュタのジブリの教科書2によると、長男・シャルル、次男・ルイ、三男・アンリです。ルイはドーラがスペインあたりでイイ男と恋仲になってできた子でした。シャルルはウェールズへ行ったときに出会ったガードマンを参考にしたそうです。アンリはあまり特徴がないために、作業中に顔を忘れてしまい、よく困ったとのことです。
そして、ドーラが見込んで連れてきた子分が5人。名前は㋕㋖㋗㋘㋙で、それぞれ国籍が異なります。
㋕ポルトガル出身 ㋖エジプト出身 ㋗中国出身 ㋘日本出身 ㋙セネガル出身
また、いつも機関室にいる老技師のハラ・モトロも、ドーラ一家には欠かせない存在です。ドーラの父の代から海賊家業を続けてきた忠実な仲間です。
トリビア⑧
空中戦艦ゴリアテの名前は、旧約聖書に登場する巨人のゴリアテに由来しています。「空飛ぶ要塞」と呼ばれるにふさわしい威圧的な外観で、多数の鉄塔や砲座を備えています。この巨大飛行船は最新鋭です。
巨体の割はフラプターと同じくらい駿足なのだとか。最高速度は98ノット(時速約181㎞)です。
ちなみにゴリアテにトトロの顔が描かれているそうです。確かにらしきものが見えますねぇ。
トリビア⑨
宮崎さんが悪役のムスカ大佐を大変気に入っていることは有名ですが、じつは、ムスカのキャラ設定は初期段階ではなかなか決まらなかったそうです。当時は、ムスカという名前ではなく、「ルスカ」だったそうです。また、印刷前の原稿には、「ムスケ大佐」と紹介され、メインキャラでありながら、名前が二転三転したそうです。
ムスカ大佐の声を担当した俳優の寺田農さんにはこんなエピソードがあります。ラピュタの製作真っ只中の1986年4月14日、TBSの月曜ロードショーで『ブレードランナー』が初放映されました。寺田さんはレプリカントのリーダー、ロイ・バッティの声を担当しており、その演技がムスカ大佐のイメージにぴったりだとスタジオで観ていたスタッフが一致し、宮崎監督に推したそうです。これがきっかけで寺田さんの起用が決まりました。
アフレコのときには宮崎さんと揉めたそうで、寺田さんにとってはトラウマとなったと言います。公開後もラピュタを観ることはなかったそうですが、娘さんに励まされて克服したそうです。渋くてカッコいい声でムスカを演じてくださった寺田さんですが、今年の3月にご逝去されました。心からご冥福をお祈り致します。
トリビア⑩
ロケハンで最初に訪れたのは、イギリスのウェールズでした。高畑さんの助言で、「産業革命のころを背景にするのならイギリスへいかなくてはいかんのではないか」とのことで、サセックスやウェールズの炭鉱を視察しました。
パズーの故郷であるスラッグ渓谷は、南ウェールズのブレコンビ―コンズ国立公園の南側にある炭鉱の街ブレネヴォンがモデルとされています。
シータがムスカに幽閉されたお城のモデルは、北ウェールズにあるカナーヴォン城と言われています。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ラピュタ島のモデルとされる場所はいくつもあり、竹田城、マチュピチュ、モンサンミッシェルなどが有名です。
お城の外観はウェールズ中部のウェルッシュプールにあるポウィス城によく似ています。お城の周りに広がる庭園やアーチ形の門も、本編に登場する建造物を思わせます。
まとめ
「ジブリ『天空の城ラピュタ』ファン必見!観直したくなる驚きのトリビア10選」はいかがでしたか。この作品に登場する個性豊かなキャラクターたちは、宮崎監督にとって深い思い入れがあることが分かります。ドーラは宮崎さんのお母さまをモデルにしてますし、『コナン』で言うところのレプカ的存在のムスカ大佐は宮崎さんのお気に入りキャラです。なんと、かなり自己投影しているそうです(^^)。
それだけ多くの思いを込めて作られた作品だからこそ、40年経った今でも多くのファンに愛され続けているのでしょう。金曜ロードショーではぜひトリビアや豆知識を参考にして、楽しいひとときをお過ごしください。
🔸Author:あみ(Ami)🔸
メディアプロデューサー/英語講師
日本の私立短大家政科卒。証券会社に就職後、渡米。大学でテレビ、ラジオ、及び映画制作を学ぶ。卒業後、日本のテレビ・ラジオ・出版などマスメディアの仕事に従事。趣味は日本文化・伝統芸能・ヨガ・旅行・料理。近年は心理学・歴史・神社仏閣の造詣を深める。2019年、神社検定弐級合格。