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【人生変わる】レジリエンスを鍛える10の方法

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4月から年度が変わり、新しい環境で仕事や学業を始める人も多いことでしょう。そんな私もそのひとり。入学、新学年、入社に人事異動、そして引っ越しなど、環境の変化に気持ちがついていけるのか、または、新しい環境に慣れることはできるのか、不安は尽きませんね。

その不安や恐れを逆手にとって、環境の変化を『新しい人生のターニングポイント』として捉えることができれば、前向きになれます。でも、

「どのように一歩を踏み出せば良いのか」

不安を払拭できない人のために、今回は、「人生が変わるレジリエンスの鍛え方10の方法」をご紹介します。

どんなに困難でくじけそうでも、あなた自身が上手にそれに対処して、自らを立て直すことができるようになります。私たちの輝ける未来のために一緒に学んでいきましょう!

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【レジリエンス】状況に合わせて柔軟に生き抜く力

あらゆる困難を上手に対処し、自らを立て直すことができる力を『レジリエンス』と言います。

つまり、ストレスから立ち直る回復力や逆境を乗り越える力を鍛え、どのような境遇にあっても心が折れることなく、臨機応変に状況に合わせて対応できる能力です。

そのレジリエンスを鍛えることは、様々なストレスを抱える現代社会において、とても重要であり、多様化した社会で生き抜くには必要不可欠な能力です。

レジリエンスのある人は、効果的にストレスを対処し、より前向きな見通しを維持する傾向があります。

米国心理学の研究によると、人によっては自然に回復力を身につけ、それらの行動も同時に習得できるようになります。

あまりストレス解消が上手くない人も逆境に弱い人も大丈夫です。レジリエンスを鍛えることが十分にできます。それではどんな方法があるのか見ていきましょう。

レジリエンスを鍛える10の方法

「新しい職場の対人関係で辛い思いをしている」

「新しいクラスに馴染めない…」

社会人でも、学生さんでも、あなたが今まさに困難な時期を経験しているか、または、次の困難に備えたいのかにかかわらず、自分自身がレジリエンス(回復力・復元力・弾力)を育むために集中できる10のテクニックです。

1.目的意識を見つける/Find a Sense of Purpose
2.自分自身の能力を信じる/Believe in Your Abilities

研究では、自分のことを誇らしく思う「自尊心」はストレスに対処し、困難なことから回復するのにとても重要な役割を果たしています。あなたの強みは何ですか? 自分の強みが分からない人は、この機会に自己分析をして自分を見つめ直してみましょう。優劣ではなく、自分かどの性格タイプなのかを知り、より良い自分になるために役立てます。

👍自己分析にはこんなのがあるよ!

◎おすすめの心理学をベースにした自己分析ツール

エニアグラム性格診断(無料/90問)

心理学見地から自己分析したい人におすすめ。

エムグラム診断(超精密性性格診断/105問)

自分のパーソナリティーを知りたい人におすすめ。企業の採用活動にも使われています。

新しい心身医学による性格分析テスト(50問)

自己の本質を見極めたい人におすすめ。

3.強力なソーシャルネットワークを構築/Develop a Strong Social Network

健康のために社会とのつながりは必要不可欠です。

4.変化を受け容れる/Embrace Change

ストレス社会に適応する方法として大切です。

5.楽観的になる/Be Optimistic

楽観主義には多くの利点があります。

6.自分を育てる/Nurture Yourself

自分自身のニーズを知り、気を配ることで、健康とレジリエンスを向上させ、人生の課題に立ち向かうための準備を整えることができます。

7.問題解決スキルを構築/Develop Problem-Solving Skills

解決策を見つけるために戦略を持つことはとても心強いです。たとえば、紙に思ったことを全部書き出して、問題分析をするなど。

👍解決策を見つける方法にはこんなのがあるよ!

「ロジックツリー」のようなフレームワークをやると、ツリー状により良く問題を分解でき、原因を分析できますし、解決策を見出しやすくなります。一目見て全体を俯瞰できるからおすすめです。

8.目標を設定/Establish Goals

目標を設定すると前向きになります。また、実現に向けて自己管理する術を学ぶことができます。

9.行動を起こす/Take Action

ソリューションの意味は、認識がずれることなく物事を正しく理解し、あらゆる課題を「問題解決」に導くこと。そのソリューションに積極的に取り組むことで、よりコントロールしやすくなります。物事が起こるのをただ待つのではなく、積極的に行動することで、目標を実現するのに役立ちます。

10.技術的な能力や技能に挑み続ける/Keep Working on Your Skills

継続は力なり!レジリエンスは訓練すれば身につけることができます。動揺したり、折れそうになっても、心を元に戻すことができるようなれば自信となり、数をこなせばこなすほど、もっと上手になれます。そのためには、自分ができることから訓練を続けてみましょう。

逆境に強い人の特徴とは?

残念ながら、試練や逆境のない人生はありません。私自身も今まで様々な試練や逆境を経験してきましたし、これからも私をハラハラドキドキさせる逆境が待ち受けているでしょう。皆さんもさまざまな困難を経験していると思いますが、その中で逆境を上手に乗り越えることが出来る人と逆境で心が折れてしまう人に分かれます。

どんな人生でも逆境に陥るのであれば、上手に少しでも早く乗り越える術を知っておいた方が断然お得です。ここで逆境を上手に乗り越える人の特徴を抑えておきましょう。今後のために、用意周到に備えておけば、いざという時に役立つに違いありません。

逆境を乗り越える人たちに共通する3つのこと

🔹すべては学びである

どんなに苦しくて辛い経験でも、それらから学ぶことができると信じること。

そして、それらの学びが自分自身を成長させてくれると決して疑わない。

🔹自己矛盾した性格を認知する

真逆の性格を持つことは自然なことであり、決して悪くないことを知る。

外向的なのに内気であったり、悲観的なのに楽観的であったり、人によって矛盾する性格を併せ持っていることを理解する。

🔹自分の運命は自分で決める

どんな環境であろうと、置かれた環境に自力で働きかけさえすれば、自ずと運命は変わると考える。

ポイント☞ 考え方を少し変えるだけでも、気持ちは前向きになり、困難に立ち向かいやすくなります。アファメーションとして「逆境を乗り越える人の共通する3つのポイント」を自分に言い聞かせてみるのも良いかもしれませんね。

🔽更にレジリエンスの強化に取り組みたい方におすすめの書籍

逆境を恐れない10の特徴

ここ20年、レジリエンスの研究は盛んで、代表的なのはイエール大学のスティーブン・M・サウスウィック博士の研究です。2012年に博士が20年かけてリサーチした集大成が、「レジリエンス:人生の危機を乗り越えるための科学と10の処方箋」という本です。

そのタイトルにある10の処方箋(特徴) とは以下の通りです。

  1. 楽観主義であること:現実を見つめ、明るい未来を信じる
  2. 恐怖と向き合う:その生物学的背景と対処法、活用法
  3. 道徳指針をもつ:正義を実践する
  4. 信仰とスピリチュアリティ:罪悪感、赦し、回復
  5. 社会的サポートを求める:相互に依存すること
  6. ロールモデルを手本に行動する
  7. トレーニング:健康を保ち身体を鍛える
  8. 脳の健康増進:知力と感情調整力を鍛える
  9. 認知と感情を柔軟にする
  10. 意味、目的を知る:人生の出来事を成長につなげる

レジリエンスを鍛えるためにどのような実践が有効なのかを具体的に示した本です。困難やトラウマを乗り越えた人たちの経験とそれを裏打ちする学術的な研究の両面がバランスよくとれた専門書であることから幅広い知識を得ることができます。

まとめ

レジリエンスを構築する10の方法はいかがでしたか? 環境が変わっても、壁にぶち当たっても、訓練次第で自分の力で乗り越えられることをぜひ知ってください。不器用な私でも訓練して、少しずつですが自信がつきました。失敗しても大丈夫。あきらめずに改善していけば、きっと違う景色が見えてきます。

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🔸Author:福永 あみ(Ami)🔸

メディアプロデューサー/英語講師
日本の私立短大家政科卒。証券会社に就職後、渡米。大学でテレビ、ラジオ、及び映画制作を学ぶ。卒業後、日本のテレビ・ラジオ・出版などマスメディアの仕事に従事。趣味は文化・伝統芸能・ヨガ・バレエ・料理。近年は心理学・歴史・神社仏閣の造詣を深める。2019年、神社検定弐級合格。

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