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『初詣』はどこに行く?人気スポットランキング・トップ10!

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今年もあと僅かとなりました。新年を迎えたら何処へ初詣に行こうか、すでに予定を立てている人も多いはず。

今回は気分を変えていつもと違う神社へ初詣へ行ってみたいと考えている方、必見です。昨年のジョルダンの(集計期間:2018年12月31日~2019年1月3日)アクセス数をもとにした初詣人気スポットランキングトップ10をご紹介します。

『初詣』はどこに行く?人気スポット・トップ10!

1.もっとも注目度が高い 『初詣』 スポットはどこ!?

10位 寒川神社(神奈川県)

寒川神社は八方除けの守護神として長い歴史を持つ神社です。他の神社と違う志向で参拝者をもてなしてくれるのが人気の秘密かもしれません。それは何かというと、 神門に飾り付けられた「迎春干支ねぶた」。それは参拝者の厄や災難を取り除き、新年に「幸運を呼び込むように」という願いから、平成13年から始めたそうです。元日の午前0時から点灯するそうです。

寒川神社も由緒正しい神社で、具体的な創始年代は分かりませんが、総国風土記によると5世紀後半、雄略天皇の御代に幣帛を奉納せられたとあります。当時から関東全域において、重要な神社として知られていたと考えられます。

9位 湯島天神(東京都)

大宰府に引き続き、菅原道真公を祀る湯島天神。関東を代表する天満宮です。東京大学が近いこともあり、受験シーズンになると合格祈願に多くの学生が訪れます。境内にある数百本の梅の木は有名で、梅が好きだった道真公を偲ぶように春になると梅の花が一斉に開花します。2月から3月上旬にかけて、「梅まつり」が開催されるので、その時節にも一度訪れてみたいですね。

8位 太宰府天満宮(福岡県)

太宰府天満宮は、「学問の神様」として有名ですが、初詣の参拝者数約200万人が訪れるほど、幅広い世代に人気があります。菅原道真公の御神霊を祀る神社は、いまや受験生の聖地と言われるようになりましたが、なんと恋人と訪れると別れるという伝説があるとか…。本当かな!?

7位 伏見稲荷大社(京都府)

伏見稲荷大社は、全国で3万社を超える稲荷神社の総本宮です。「お稲荷さん」の総本宮。朱色の鳥居がどこまでも連なる「千本鳥居」はとても有名ですね。初詣の参拝者数は約250万人で、インスタ映えする優雅な風景に、全国からの観光客で賑わっている神社のひとつです。

6位 川崎大師(神奈川県)

川崎大師は成田山新勝寺と同様で真言宗のお寺。古くから「厄除けのお大師様」として厄除け・除災で有名です。初詣の参拝者数は約300万人と全国トップ10に入るほど。弘法大師が確立した、「炎の力で煩悩を焼き尽くす」真言密教の祈祷は、時を超えて現代の人々にも人気があります。ちなみに、 護摩を焚いて祈祷するという密教を代表する教えは、代々口伝で師から弟子に伝えらえているそうです。

5位 住吉大社(大阪府)

住吉大社も初詣の参拝者数が約230万人を超えるほどの人気スポット。全国の2300社程の住吉神社の総本宮でもあります。1800年の歴史がある由緒正しい神社で、古くから「 航海安全の神」として信仰されています。

4位 熱田神宮(愛知県)

1900年以上の歴史を持つ熱田神宮。境内は深い森に包まれ、神聖な雰囲気を醸し出しています。「熱田さん」と親しまれ、こちらも例年の参拝者数は全国8位と多く、約230万人の人々で賑わいます。三種の神器のひとつである「草薙神剣」を御神体として祀る、格式の高い神社です。

3位 成田山新勝寺(千葉県)

新勝寺も初詣の参拝者が多く、全国でナンバー2。例年、310万人以上の参拝者が訪れます。ご本尊の不動明王は、「成田のお不動さま」と親しまれ、節分ではテレビ中継されるほど全国的に有名ですね。また、成田山は、初代団十郎から代々ご縁があるお寺でもあります。市川海老蔵さんは来年に13代目団十郎を襲名すると発表しているので、2020年の成田山はお祝いムードに包まれそう。

2位 明治神宮(東京都)

明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする明治神宮。近年では、参拝者数が全国トップを誇り、約318万人が訪れるそうです。東京のど真ん中に点在する鎮守の社。有数のパワースポットとしても有名ですが、いまやミシュランにも紹介されてからは世界中から多くの観光客を魅了しています。

1位 伊勢神宮(三重県)

2千年の歴史のある、由緒正しい伊勢神宮。八百万の神様の中心であり、「お伊勢さん」と長年親しまれています。皇祖神である天照大御神が祀られた内宮と豊受大神が祀られた外宮をはじめ、125の社からなる神宮は、異次元世界に入り込んだような錯覚を起こします。まさにそこは神域で、初詣で訪れるのに最高のスポットでしょう。

2.初詣とは?

近年の初詣とは、元旦早朝から三が日にかけて神社仏閣へ参り、新年の無病息災や平安無事などを祈ることが一般的です。じつは初詣が一般的になったのは、明治時代中期頃と言われ、当時の人々は、おみくじを引いたり、絵馬に願い事を書いて新年の幸福を祈願しました。

それでは以前、どうしていたのでしょうか。昔は大晦日の夕方からがお正月でした。時計がなかった時代、日が暮れると一日の終わりで、日暮れからが一日の始まりとされていたからです。

家を代表する家長は、 大晦日の夕方から元旦の朝にかけて、その土地の氏神様を祀る神社に泊まり込み、夜通しその年の豊作や家内安全などを祈願しました。このことを「年籠り(としごもり)」といいます。一方、家ではお正月に門松を立て、鏡餅やおせち料理を作って年神様をお迎えします。年神様にお供えしてから、家族でおせち料理を頂き、年神様がいる方角にある神社にお参りします。このお参りを「恵方参り」と呼びます。恵方とは、その年の年神様の方角をいい、干支によって定められています。

「年籠り」と「恵方参り」が現代の初詣に繋がっていると言われています。

3.まとめ

他にも沢山魅力のある見どころスポットありますが、今回はあえて10か所ご紹介しました。 ぜひ、気になる神社やお寺に足を運んでみてくださいね。 2020年、皆さんにとって実り多き年になりますように。そして神様のご加護がありますように。

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