前回の記事で、私たちがまだ知らない熱田神宮の魅力についてご紹介しましたが、今回はその続編として、嬉しいサプライズがあったので、こちらもぜひご覧ください。
熱田神宮と偶然遭遇しちゃった『奉納土俵入り 』ラッキー編
写真は先月末に伺ったときに撮ったものです。今回は2度目の訪問。まずは手水舎で両手と口を洗い、身心を清めました。元来、お参りするときは全身に水をかぶって禊ぎを行っていたそうですが、これを最大限に簡略化したものが手水の作法とはホントに興味深いです。
興味深いと言えば…こんなことがありました!
お参りに来たこの日、なんとこんなことがありました♪(もったいぶってスミマセン(;^ω^))お礼の参拝をしようとお宮の前に行くと、なんと人だかりができているではありませんか。
なになに?これから何があるの?誰かに尋ねてみようかどうか悩んでいるうちにざわつきがピークに……。
あれっ?皆さん一斉に写メ撮り始めましたよ。そこでいったい何が起きているのか、皆目見当もつきません。人混みの中に入っていくのは苦手なんだけど、好奇心には勝てませんでした。人だかりに突進!
その答えはというと……
なっ、なんと7月7日から始まる大相撲名古屋場所の前に行われる奉納土俵入りがいままさに始まろうとしていました。恒例行事とは言え、全く知りませんでした。 ホント、偶然でした(ラッキー!)。
雲龍型の鶴竜と不知火型の白鵬の雄姿に圧倒された私。嬉しい偶然に気分も上々⤴ 両横綱が四股を踏む度に、「よいしょ!」と大きな掛け声が送られていました。嬉しいサプライズ、皆さんにもお裾分けを……。
お宮の前は熱気に包まれていました! ホンモノの白鵬ですよ。(生で見ちゃった、どうしましょう💦)
時事ドットコムニュースによると、鶴竜は昨年夏場所を最後に優勝から遠ざかり、「心の中でいろんなものをリセットさせ、また新たな気持ちになった」と心境を伝えていました。
先場所を全休した白鵬においては、幕内2場所目の弟弟子である炎鵬を従えての土俵入り。 炎鵬は初の露払いを果たしました。白鵬自らがスカウトした弟弟子ということで、今回は感慨深そうに「なかなか緊張していたね」と笑ったそうです。確かに、↑の写真に写る炎鵬の表情は硬い気もしますが、凛々しくて素敵です。
記念のお土産
奉納土俵入りが終わった後、皆さんゴミ袋を取り出し、何やら力士さんたちが踏みしめた辺りの砂をかき集め始めましたよ。
ファンにとっては恒例のようで、土俵入りに使われた砂は記念に持ち帰るそうです。やはり、四股を踏んだ辺りの砂は一番価値がありそうです!
さっそく手に取ってみるとさらりとした軽めの砂でした。今回、偶然にも奉納土俵入りの様子を観れて嬉しかったのと同時に、 「相撲」は日本古来から行われている神事であることを考えれば、一口にスポーツと言及するには恐れ多い気がします。そのことを今回の奉納土俵入りの一連の儀式を観て痛感しました。