昨今、まだまだ続く猫ブーム。その流れに便乗して猫を飼い始めた方も多いはず。もちろん、はじめて猫を飼うと家族が増えた喜びでいっぱいになるけれど、それと同時に戸惑うことも多々ありますよね。そんなあなたに基本的な注意点をまとめてみました。なんども猫と生活している経験のある方でも情報のアップデートをして、愛猫とさらに有意義な時間を過ごすために役立てていただけたら嬉しいです。それではさっそくご紹介しましょう。
新しく猫を飼う注意点
食事について
一回分の量は、残さず食べきる程度がベスト。食事時間を決めて、残っていても片づけてしまいましょう。食べ残しは食中毒や悪臭の原因になるので、お皿にエサが残っている状態は避けます。また、欲しがっているからと言って与えて甘やかすと、かえってわがままな性格の猫ちゃんになってしまいます。
開封した缶詰などは、冷蔵庫からある程度の期間保存可能ですが、鮮度が落ちるのでできる限り早めに消費しましょう。また、冷蔵庫から取り出したばかりのフードはすぐには与えず、レンジで軽く温めてから与えましょう。逆に温めすぎた場合は冷ましてから与えてください。
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おやつですが、我が家の猫、ネオの獣医さんは、「ちゃんと食事を与えていれば、おやつはあげなくてもいい」と言っていました。それでも栄養価を考えて、ときどきゆでたササミや野菜(キャベツの芯)などをドライフードのおかずとして与えるのも良さそうです。沢山あるキャットフードのメーカーによっては、脂肪分が比較的多いドライフードもあるので、そのような場合に偏りがちな栄養分を補うことができるからです。
飲み物について
水は新鮮なお水を置いておきますが、いつでも自由に飲めるような状態にしてあげます。我が家では冬場には食後など、よく飲む時間帯に少し温めた水をあげています。また、ペットショップで伺ったのは、元気がないときにぬるま湯に少量の砂糖を溶かしてからあげるといいそうです。
余談ですが、脱水症状のときには猫用の猫ポカリが市販されているので、そちらを与えてあげるといいでしょう。我が家の場合、ネオは2代目でなんですが、先住の猫には夏バテ対策にアース・ペット ペットスェットを与えていました。
ここで気を付けたいのは、私たちが飲むポカリは糖分が多いので猫ちゃん向きではないということ。獣医師によって飲ませていいのかどうか、意見が分かれているそうですが、緊急で一時的に薄めて与えるのであれば問題ないという考えの先生が多いようです。
ただし、猫にポカリを飲ませて良い状況は、脱水しているときと低血糖になっているときです。他にも粉末など夏バテ予防の飲み物があります。
次回は猫に与えていいもの・悪いものなどをご紹介する予定です。お楽しみに!
(つづく)