2018年10月5日からフェルメール展が上野の森美術館で開催されています。当初行けそうにもなかったのですが、幸運にも予定が変わり、11月下旬に行って参りました!結論から言うと、「行って良かった♪」です。
上野の森美術館ではフェルメール作品35点のうち9点を展示、また日本初公開作を含む傑作もあり、今回の美術展は日本美術展史上最大級。その模様をご紹介します!
フェルメール展・上野の森美術館
美術展について
今回の美術展、もちろんフェルメールだけでなく、17世紀に活躍された画家たち、ハブリエル、メツー、ビーテル・デ・ホーホ、ヤン・ステーンなどの絵画を合わせた約50点の作品もあります。
「光の魔術師」と称されるフェルメール。いまや世界屈指の人気ですが、実は世界中にフェルメール人気を博したのは、1995、6年ごろ。アメリカのワシントンとオランダのデン・ハーグで開かれたフェルメール展が発端でした。驚くことに近年になってからなのです。
その後を追うように、日本にもフェルメールブームが巻き起こり、日本初のフェルメール展は大阪でした。2000年に開かれたその美術展によって彼の作品の認知度が高まり、2008年に行われた東京都美術館のフェルメール展でようやくフェルメール人気が本格化したようです。当時、大阪では約三か月の会期で60万、東京では93万人の来場者数だったそうです。大盛況ですね。
入場について
欧米ではすでに取り入れられているのですが、今回のフェルメール展で上野の森美術館では、「日時指定入場制」を採用しています。私は金曜の午前11時半の指定入場。30分前の11時から入場可能とあったので10時50分に美術館に伺いました。
到着すると、美術館の前には長蛇の列。どうなるか心配しながらその列に並ぶと、結局入場できたのは11時40分くらいになりました。足がきつくなってときどき足踏みして何とか乗り切りましたけど、お年寄りの方や体の不自由な方々も多く、30分以上外で待つのはきついと思いました。これからの季節柄を考えると混雑した時間帯はできるだけ避けたいものです。
他の方の意見を知りたくてSNSをチェックしたところ、混雑なしで入場できてゆったり鑑賞できた方も結構いました。これから行かれる方は、平日の夕方がわりと空いているようですよ。
ちょうど秋も深まり、上野の森は紅葉してました。まさに芸術の秋。贅沢な時間を過ごせました。 展示内容やフェルメールの作品については次回で紹介しますね。
(つづく)